“ブランド訴求”では空室は埋まらない― デベロッパーが今取り組むべきMeta広告の実戦活用

お役立ち情報

2025/10/17

10:39

“ブランド訴求”では空室は埋まらない― デベロッパーが今取り組むべきMeta広告の実戦活用

近年、多くのデベロッパーがInstagramやFacebookを活用した情報発信に力を入れています。
新築プロジェクトのデザインやコンセプトムービー、ZEBやSDGsへの取り組みなど──確かに企業ブランドを高める施策としては効果的です。

しかし、一方でこんな声も聞かれます。
「ブランド認知は広がっても、物件の反響にはつながっていない」
「SNS投稿をしても問い合わせが来ない」
「広告費をかけてもCPA(反響単価)が高止まりしている」

つまり、“ブランド訴求”のSNS運用と、“物件を埋める”広告運用は別物です。
いま、リーシング現場が求めているのは「企業を覚えてもらうこと」ではなく、「具体的な物件に反応してもらうこと」。
そしてそれを実現できるのが、Meta広告(Facebook/Instagram広告)を用いた“運用型リーシング広告”です。

ブランド広告の限界 ― 誰に届いているのか分からない発信

デベロッパーが行うブランド広告は、往々にして“対象が曖昧”です。
建物の美しい写真や、デザインコンセプトの紹介は印象的ですが、「今オフィスを探している企業」には届きません。

特に法人向けオフィスの募集においては、担当者が情報を探すタイミングが限定的で、需要が顕在化している層にピンポイントでアプローチできるかが鍵になります。

ポータルサイトへの掲載だけでは競合との比較の場に埋もれ、ブランド広報だけでは購買行動に至らない。

この“間”を埋める手段が、Meta広告による精密なターゲティング配信です。

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Meta広告は“ブランディング”ではなく“マッチング”のためにある

Meta広告の最大の特徴は、「属性」「興味関心」「行動履歴」に基づいた詳細なターゲティングです。
例えば、次のような条件設定が可能です。

  • エリア:港区・渋谷区・新宿区など
  • 業種:IT・人材・クリエイティブ関連企業
  • 役職:経営企画・総務・バックオフィス担当者
  • 興味:オフィス移転/ワークプレイス改善/不動産投資

これにより、“いま実際にオフィスを検討している層”だけに広告を表示できる
従来の「マス的なブランド訴求」ではなく、確度の高いリード層への“精密照準型の営業活動”が可能になります。

特にセットアップオフィスやリニューアル区画など、スピード感を求められる物件ほど、Meta広告との親和性は高いと言えます。
一方で、広告設計を誤ると“ただのイメージ投稿”で終わってしまう。
大切なのは、「ブランド」ではなく「物件」を当てにいく」という明確な目的意識です。

“物件を当てる”ための広告設計 ― 成約に近づく3ステップ

① ターゲティング設計

まずは「誰に見せるか」を明確にします。

オフィス移転の意思決定者は、企業全体ではなく“担当者レベル”です。
役職・業種・勤務地を掛け合わせて、1,000〜3,000人規模のセグメントを作るのが理想。

さらに、築年数や移転サイクルから“動きそうな企業層”を想定して配信エリアを調整します。

② クリエイティブ設計

広告で最も重要なのは、「1秒で伝わる情報」。
訴求軸は“雰囲気”ではなく“条件”です。

「セットアップ」「坪数」「最寄駅」「内装付き」「天井高」など、検索条件に直結するキーワードを入れ込みます。

実際、弊社で行ったテストでは、定量情報を入れた広告のクリック率は約2.3倍に上昇しました。

③ LP(ランディングページ)最適化

Meta広告のCV(反響)は、LPの完成度で決まります。
広告から3クリック以内で問い合わせできる導線が理想です。

情報を絞った専用LP(1物件=1ページ)を用意し、CTA(行動喚起)は「詳細を見る」「レイアウトを見る」といった低ハードル設定に。

これにより、離脱率を大幅に下げられます。

LP(ランディングページ)が物件価値を最大化する ─ オーナーが知っておきたい基本と実践

成果を可視化する ― CRM連携で“本当に効いている広告”を知る

Meta広告のもう一つの強みは、データ連携のしやすさです。
SalesforceなどのCRMやAccount Engagement(旧Pardot)と連携すれば、
「どの広告→どのLP→どの担当者が問い合わせ→どの案件に成約したか」を一気通貫で可視化できます。

これにより、

  • 広告クリック数ではなく成約数ベースでの効果測定
  • 成約までの平均コスト(CPA→CPCONV)
  • 反応が良いエリア・規模の分析

が可能になります。
結果的に、広告予算を“感覚ではなくデータで配分”できるようになり、リーシングのPDCAが初めて回り始めます。

ブランドではなく“結果”で評価される広告へ

Meta広告は、単なる認知拡大のツールではありません。
むしろ、「リーシング営業をデジタルで再現する手段」と捉えるべきです。

現場担当者が「この区画が動いている」「このエリアは反応が鈍い」といったフィードバックを得ながら、広告配信を調整する。

つまり、営業活動と広告運用が融合する世界です。
その結果として、ブランドは自然に積み上がっていく。

“埋まる広告運用”こそが、最も説得力のあるブランディングだと言えます。

まとめ ― デベロッパーが目指すべきは「埋まる発信」

いま求められているのは、「発信するためのSNS」ではなく、「反響を生むSNS」。
Meta広告を活用すれば、ポータルサイトに依存せず、自社で見込み層を掘り起こす“第二の募集経路”を持つことができます。

VIEWLITY(ビューリティ)では、物件単位のMeta広告設計からLP制作、CRM連携、効果分析までをワンストップで支援しています。

“企業を見せる”ではなく、“物件を動かす”。
それが、これからのデベロッパーに求められるマーケティングの在り方です。


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